北信フェーズ2いよいよ始動。新たな成長を共に! 北信グループ代表 新井康守

自分史

大阪府和泉市に生まれ、小学生まで店舗の2階(現PARKS北信太駅前店)で家族6人育ちました。 当時は寮住まいの社員さんも多く、たくさんの方々に可愛がっていただいた記憶があります。中学生になり小学校時代の先輩の誘いで体育会レスリング部に入部。中学・高校・大学と全て主将を務め、以降大学4年生の引退まで10年間続けることになりました。13歳から22歳までほぼ毎日3時間程度の練習を行い、その甲斐あって全国大会2位を獲ることができました。大学3年生の冬から就職活動をはじめ、なんとなく面白そうだからという理由だけで第1希望だった関西の大手百貨店に就職しました。

その頃の私の考えは、数年間社会人としてのスキルを蓄えた後に父が創業したこの北信という会社に戻り、チカラを発揮したいという漠然としたものでした。ただこの会社(大手百貨店)のキャリアプランでは、なりたい自分になることが出来ないのでは?という思いから3ヶ月で退職することに。

衝撃的な財務状況

新井康守 写真1

大手百貨店を退職した後、知人の会社で勤務していたある日、父からふたりきりでの食事に誘われました。そこでは「父の会社に入ること」と「北信の財務状況」を伝えられました。それまで全く知らなかった父の会社の財務状況を聞いて愕然としました。「数十億円という今まで聞いたこと無い単位の借入金がある」と。しかも返済期限が目の前に差し迫っているということも。その状況から、私はすぐに会社に入り、1店舗の店長(現デルパチーノ)としての毎日がはじまりました。それまでパチンコ業界のことはもちろん、パチンコすらしたことのない私にとっては全てが初めての新しい経験ばかりでした。日々周りの社員の方々やスタッフさんに助けられながら、たくさんの書籍やビジネス誌を読み漁り、よく考え、実行し問題点があれば改善、毎朝4時、5時まで頑張っていたことを思い出します。

会社に入って数ヶ月経ったある日、会議中にも関わらず父が途中退席しました。いつも元気だった父にしては珍しいなと思いつつその日の会議は終了しました。

その翌日病院で診察を受け、出て来た結果は「肝臓がん」でした。その半年後に父は亡くなり、私の経営者人生が始まりました。

北信フェーズ1

経営者人生最初の目標は「10年以内に借入金を全額返済すること」としました。業界未経験で何もわからない中、財務顧問の先生をはじめとするたくさんの方々にご協力ご尽力いただき、約7年で目標であった「10年以内に全額返済」することが出来ました。
(そのときの財務顧問の先生との出会いが私の人生を大きく変えることとなりました)
目標達成の過程で気付いたこと、それは業種業態に関わらずビジネスの基本、原理原則は同じだということです。この気付きがあったからこそ目標達成の速度をあげることが出来たと思います。

それと同時にパチンコホール経営というもののダイナミックさ、毎日のべ数千名のお客様と接することによる仕事のやりがいなども日々大きく感じることが出来ました。

ただ・・・当時を振り返ってみるとその頃の目標はあくまで「借入金を返済する」ことであって、私たちにとって最も大切な「お客様」に対して向き合うことが出来ていませんでした。

そしてその頃から我々の存在意義を本気で考える様になりました。

新井の考える「働く」とは。

新井康守 写真2

北信という会社が存在することでどれだけたくさんの人を幸せにすることが出来るのか。現在そんな会社づくりを行なっています。私自身はカリスマ経営者でもありませんし、特別人より秀でている部分もありません。ただ、我々の企業理念である「ひとりでも多くの人に『楽しみ』『喜び』『感動』を!」という言葉を実践するチカラは誰よりもあると信じています。そして私がいなくとも会社が100年続く、そんな会社にしていきたいと考えています。

私たちは何のために生きているのか。
残された人生を逆算した時、自分自身の目標を達成することが困難なことに気づきました。そのために何をすべきかを改めて考えました。ひとりのチカラでは何もできない、私自身が企業理念について深く考え、本気で行動すること。そういう熱量の高いメンバーをどれだけ増やす事ができるか。それが結果として私たちの目標達成において最も大切なことではないでしょうか。
そして日々学び成長することはもちろんのこと、共に働くメンバーもたくさんのことを経験し、学び成長することで加速度的に会社は大きくなる、「ひとりでも多くの人に『楽しみ』『喜び』『感動』を!」伝えること出来る。そう信じています。

これからの北信。

これまで取り組んできた財務状況の改善を「フェーズ1」とすると2020年までが「フェーズ2」この時期の目標は10店舗の実現でした。2012年10月に北信グループ5店舗目となる新しい「PARKS和泉中央店」がオープンしたのを皮切りに2014年8月には兵庫県に2店舗同時オープン、そして同年12月に「パークスプラス」2017年には「パークス鶴山台店」をフルリニューアルオープン。残念ながら10店舗には届きませんでしたが、多くの出店やリニューアルを行う中、集まってくれたメンバーは結果として会社の財産となりました。

新井康守 写真3

そして2020年コロナ禍を経て、人々の価値観も変わり、我々の目指すべき方向にも変化が訪れました。「量」や「大きさ=規模」を追求するのではなく「上質な」サービス、経験をお客様にご提供する組織でありたい、そう思うようになりました。本物しか生き残れない時代に我々は「本物」であるため日々努力し、互いに切磋琢磨し、結果パチンコホール経営だけでなく様々な業種で貢献、活躍できる集団でありたいと思います。

そしてそれらを私の生まれ育った「和泉」という街を中心にその輪を広げていきたいと考えています。街の発展に寄与する企業づくり、ひとづくり。北信という会社が存在することで地域にたくさんの「楽しみ」「喜び」「感動」を与えられるよう、多くの仲間が必要です。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

新井 康守 北信グループ代表

1978年大阪府生まれ。
2000年同志社大学 経済学部卒業。新卒で大手百貨店に入社するが、“仕事がラクすぎて”という理由から3ヶ月で退社。その後、大手カバン会社に入社するも、創始者である父の突然の他界により2003年に北信を継ぎ、現在に至る。座右の銘は「世に生を得るは事を為すにあり」

Interview

  • ●好きな本は? はだしのゲン
  • ●尊敬する人? 孫正義
  • ●趣味は? 旅行
  • ●休日の過ごし方は?
  • 朝早く起きて本を読み、ジムへいき、買い物にでかける。
新井康守 写真4
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